「給湯器が外にある場合、家の中で作業が必要なの?」と思う人は少なくありません。
しかし「リモコンの交換、暖房端末のエア抜き作業、試運転」で、家の中に入らせてもらうことになります。
以下では「給湯器の交換で業者の人が家の中に入って作業する内容」について説明するので、ぜひ参考にしてください。
目次
給湯器の交換で業者の人が家の中に入って作業する内容
- 操作リモコンの交換作業
- 給湯試運転
- ふろ試運転(ふろ機能付き給湯器の場合)
- 暖房試運転(暖房機能付き給湯器の場合)
- 暖房端末の空気抜き(必要な場合)
操作リモコンの交換作業
給湯器の操作リモコンは最近はある程度選択できるようになってきましたが、それでも「今まで使用してきたリモコンを新しい給湯器でも使いまわせるとは限らない」です。
それに給湯器が寿命を迎えて本体交換になったのであれば、多くの場合で「リモコンもすぐに故障してしまうことが予想される」のではないかと思います。
というわけで、リモコンが設置されている場所(多くのお家では台所とお風呂場)でリモコンの交換作業が必要です。
暖房端末の空気抜き
暖房端末が床暖やファンヒーター等の場合は問題ありませんが、パネルヒーターの場合は空気抜きが必要です。
給湯暖房機を交換する際、暖房配管を循環している不凍液も一緒に交換することになるので、その際にどうしても暖房配管内に空気が入ってしまいます。
この空気を抜かなければ「パネルの一部が温まらない」という症状に繋がるので、パネルヒーターのある部屋ではエア抜き作業が必要です(10箇所にパネルヒーターがあるなら全部の部屋で作業します)。
家の中で作業する時間
- リモコンの交換作業:2ヶ所で1時間未満
- パネルヒーターのエア抜き:何度も行ったり来たりでトータル1時間以上
リモコンの交換作業自体はすぐに終わります。ハプニングなどがなければ1時間未満で済むはずです。あとは湯張りの試運転等を行うため、お湯張りが完了した後にちゃんとお湯が張れているかどうかの確認があります。
一方でパネルヒーターのエア抜き作業の場合、恐らくほとんどの業者が配管洗浄作業も行うと思うので、何度も外と家の中を行ったり来たりすることになると思います。最低でも「パネルヒーターの枚数」は行き来することになるはずです。