給湯器の交換に必要な部材とは?

給湯器の交換に必要な部材とは? 交換が必要なものと必要のないもの

 

給湯器の本体と必要部材を揃えて「交換作業だけを業者に依頼したい」という人や、給湯器交換の見積もりを見て「この部材って交換が必要なの?」と思う人に向けた記事です。

以下では「給湯器の交換に必要な部材と必要でない部材」についてご紹介します。

 

給湯器の交換に必要な部材

  • 排気筒(屋内設置の場合)
  • ガス可とう管(ガス給湯器で可とう管を使用している場合)
  • 減圧弁、安全弁(石油給湯器の貯湯式の場合)

 

給湯器を交換する場合、全く同じ給湯器に交換するという場合なら配管の取り回しが変わらないので、配管を手直しするということはほとんどありません。目に見える範囲の配管で明らかに劣化が見られるという場合は手直しすると思いますが、それ以外の理由で配管をすべて新しくするということはないでしょう。

お風呂の追い炊き配管、暖房配管もそのまま再利用します。浴槽の循環アダプターもいずれは交換が必要になると思いますが、給湯器交換のタイミングで毎回交換するという人はかなりの少数派です。

 

しかし「排気筒とガス可とう管」については、どんな理由があっても交換します。仮に前の給湯器が1~2年しか使用していないという場合においても、排気筒とガス可とう管だけは安全上交換するという業者がほとんどです。

石油給湯器貯湯式の減圧弁と安全弁も交換する場合がほとんどです。「減圧弁と安全弁が悪くて新しい給湯器が壊れた」なんてことになったら悔やんでも悔やみきれないでしょうから。減圧弁と安全弁は外付けタイプと内蔵タイプがありますが、外付けタイプの場合は確実に交換します。

 

交換する必要のない部材(ユーザー次第の部材)

配管カバー

リンナイカタログ - 配管カバー

 

配管カバーとは、壁掛け給湯器の下に取り付けられるカバーのことです。主に給湯器の景観を良くする目的で取り付けられます。

寒冷地の屋外型給湯器であれば「直接風が配管に当たらない」等のメリットもありますが、基本的には見た目だけの問題であることが多く、特に屋内型給湯器であれば見栄え以外の問題はありません。

 

しかもこの配管カバーはサイズ等にもよりますが、価格が5000円~10000円ほどするうえに中には10000円を超えるものもあります。

残念ながら給湯器の種類によってサイズが微妙に異なるため「以前まで使用していたものを再利用したい」となるとピッタリ取り付けられないことがありますが、あとはユーザーの考え次第であって必ず交換が必要だというものではないです。

 

排気カバー

 

排気カバーは「排気の方向を変えるための部材」です。主にマンション等で家の扉付近に給湯器が設置されていて、扉の前に立つと給湯器の排ガスが当たるという場合に利用されることが多いです。

戸建てでも「給湯器と隣の家との距離が近くて、排ガスによる熱や変色が怖い」という場面でも使用されます。

 

これも給湯器の種類によって物が違いますが、排気筒と違って再利用しなければならないようなものではありませんし、互換性があるなら再利用できる物です(もちろん劣化が激しい場合には交換するのが望ましいですが)。

ただ、現場の中には「必ずしも排気カバーが必要じゃないのに取り付けられている現場」もあるので、そういう場合は不要です。

 

リモコンの有無、減安弁の有無は注意

もし「自分で給湯器本体や必要部材を用意して、取り付けだけ業者にお願いしたい」と考えている場合は、リモコンの有無や減安弁の有無には注意が必要です。

機種の種類によってはリモコンは別売りですし、減圧弁と安全弁も外付けタイプと内蔵型が存在します。業者に取り付けだけを依頼したらリモコンが無かったというケースは非常に多いので注意してください。